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電気集塵機解体、新設集塵機
(バグフィルター化)設置工事

セメント製造工程で発生する粉塵は、完全に回収しなくてはなりません。その為の集塵装置の能力増強工事を受注しました。

  1. 電気集塵機解体

    既設電気集塵機の基礎及びダストホッパー(集めた粉じんを排出する設備)を流用しての工事となり、流用部の損傷が無いように慎重に解体していきます。

    ※電気集塵機…排ガス中の各種ダストの微粒子に電荷を与え集塵極に引き寄せることでダストを捕集する装置

  2. 電気集塵機解体作業後

    既設ダストホッパー上に新規バグフィルターを据え付けるため歩廊及び強度を保つ為の梁(受梁)を取り付けました。
    既設部分はダストも多く溶接や溶断作業に苦労しました。

    ※バグフィルター…排ガス中のダストを集塵するろ過式の装置

  3. 新規バグフィルター組立作業

    新規バグフィルターは、分割に地組し外気温とフィルター室内の温度を一定に保つ為の保温材取り付けまでを行いました。
    事前に保温材を取り付けている為、据付作業時は損傷の無い様に慎重に作業しました。

  4. 吸入ダクト及び
    排気ダクト据付

    エアー吸入ダクト、排気ダクト取付は高所作業の為、工具等の落下防止に気を付けて作業しました。

  5. 据付完了

    既設ダクトとの接続完了後、点検歩廊、エアー配管等を敷設し完了しました。
    既設ホッパー等を流用しての工事は初めてでしたが、工期に遅れもなく無事に完了し達成感を感じました。