お問い合わせ
04

キルン口元シェル切替工事

セメント製造の心臓部とも言えるキルン(セメントを焼成する回転窯)は計画的に切替工事(摩耗した部分の交換)を行っています。

  1. 切替部分切断

    切断線に沿って慎重に切断していきます。周囲に可燃物がないか(引火しないように)注意しながら作業していきます。

  2. 据付準備

    スム-ズに切替が出来るように、事前準備として、仮設足場を用いて据え付ける部分を組み立てていきます。

  3. 据付部分補強

    キルン変形防止の為、スチフナリング(補強板)を溶接補強していきます。

  4. 切替準備

    地組、補強が完了し切替準備となりますが、「角度と上下」取り付け位置を納得いくまで合わせていきます。

  5. 据付作業

    全長約100mあるキルン切替箇所の重量は約55トン。綿密な打ち合わせや事前計画の下、周辺設備の取り合い、関係性と安全面を重視しながら慎重に工事作業が進められます。

  6. 切替工事完成

    無事に無災害で作業終了しました。設備の復旧を完了し、安定操業を願いながら最終片付けまでしっかり行います。